会社で「鉄仮面」と呼ばれるほど無表情な女性の先輩にある日急に呼び出されてビクビクしながら行った結果⇒辛い過去を打ち明けられて…

俺が就職した会社の総務部で

鉄仮面

と呼ばれていた女性の先輩。

冗談言っても笑いもせず表情が一つも変わらない為にそう呼ばれていた。

俺は入った時から「キレイなのにもったいない」と思ってはいた。

会話をしても必要な内容のみで無駄話は一切しない本当に機械的な人だった。

入ってから3年経っても趣味や好みの話もろくにしないので、会社の中でも特に浮いていた存在だったのを覚えてる。

 

 

まぁ、会社にいる「美人な先輩」くらいにしか考えてなかったんだよ。当初は。

 

俺が入ってから半年位経った10月の休みにロードバイクで少しそこまでと言って100km先のラーメン屋まで出かけようと近所を走っていたら、先輩が道路の脇で困った顔して佇んでいた。

初めて見た先輩の感情のある顔に驚きながらも、本当に困った顔をしていたので声をかけた。

ロードバイクがいきなり変速しなくなったので、どうしたらいいか分からないと途方に暮れていたとのこと。俺が少し見て原因を突き止めて直したらホッと安心した表情になった。

あまりにもかわいい表情に俺が「その表情かわいいっす」と言ったら、一気に顔を赤くして「まじまじと見るな!」と一喝。

でもサイクルジャージはピンクが多いカラフルでかわいいスカート付きのジャージ。おそらくかわいい色が大好きなんだろうなぁと思った。

そして何より「褒められることに慣れていないんだろうな」とも思った。

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